前職 - システムエンジニア
めっちゃすごいパートナーになる――。その言葉に嘘はないんだな、と。日々、それぞれの社員がクライアントに真摯に向き合っている姿勢を見て、そう感じています。社長の菅野の熱量は、特にすさまじいですね。そうした姿が、みんなの刺激になっているのではないでしょうか。ただ、それが入社前に私が求めていた環境です。クライアントと真摯に向き合う。価値のあるサービスは、そこから誕生すると考えていますから。
実は、私は前職もPOSレジアプリを開発する企業に勤めていました。やりがいを持って働ける環境だったのですが、買収されたタイミングで社内風土がガラリと変わります。その結果、クライアント対応の時間が限られたりして、納得いく仕事ができなくなったのです。このまま在籍していても、満足いくキャリアが築けないかもしれない。そう感じるようになって、退職を考え始めました。
そのとき、友人に教えてもらったのがアポリラボです。POSレジで急成長している面白い会社があるからって。面接で印象に残っているのは、菅野が話していた「サービス導入後の問い合わせが少ない」という話です。通常、POSレジを導入してみると、操作や機能などで不明点が出てきて問い合わせが増えるものなので、不思議に感じていました。しかし、入社後、クライアントに寄り添ったサービスを実現している姿を見て納得がいきました。「めっちゃすごいパートナーになる」という経営指針が根付いているからだ、と。
常識を超えたところにクライアントの満足があって、感動も生まれる。アプリラボで仕事することを通して、そう感じるようになりました。例えば、ユーザーインターフェースは、いわばサービスの顔です。サービスの性格を特徴づける箇所なので、変更が難しいのが業界の常識になっています。
しかし、アプリラボにはそうした常識は通用しません。クライアントが使いづらいと感じているのなら、型にとらわれることなく、変更を断行します。そのスピード感も圧倒的に速いです。実際、「K1くんのボタンが小さくて押しづらい」という声がクライアントから上がってきたとき、すぐにボタンの配置が変更されました。
現在、K1くんの開発に携わる傍ら、店舗への設置を行うためクライアント先にいる機会も多いです。その際、スタッフの方々を対象にシステムの使い方などをレクチャーしていますが、クライアントの生の声を探る絶好の時間にもなっています。スタッフの表情や仕草には、システムに対してどう感じているかの本音が隠されていますから。理解につまずくポイントを拾い上げて、システムの改善に生かすケースも珍しくありません。
本社の移転や社員数の増加などで、最近、会社の成長をひしひしと実感しています。しかし、成長とともに、新しい課題が生まれてきているのも事実です。中でも、新人教育は、重要なテーマではないでしょうか。新人が育たなければ、K1くんのクオリティーが落ちて、クライアントに迷惑をかけることにもなりますから。アプリラボが培ってきたDNAをどう伝承していくか。それは、アプリラボがアプリラボであり続けるためにも、必ず解決しなければいけません。
入社3年目近くになり、私も中堅社員となりました。菅野をはじめ経営幹部の仕事ぶりを間近で見てきただけでなく、新入社員の気持ちもまだ我がことのように感じることができます。だからこそ、私がハブの役割を果たせば、アプリラボのコアとなる考え方や姿勢をよりリアルに伝えていけるでしょう。クライアントだけでなく、新人社員の"めっちゃすごいパートナー"になる。新しい挑戦を仕掛けながら、アプリラボのさらなる成長に貢献していきたいと考えています。